【注文住宅】新築工事 着工

注文住宅情報コラム
COLUMN
【営業】 杉本 立

こんにちは!
アールギャラリー住宅コンサルタントの杉本です。
今回は先日、「着工」したお客様G様邸の基礎工事の写真を交えてご紹介させて頂きます。
着工とは
建物の基礎を作るための土工事を指すことが多いです。
地盤改良工事を含むことも多く、建築会社によっても見解は異なります。
ちなみに基礎は建物と地面を固定する、船でいうと錨の役割です。
新築工事を行う際、まずこの基礎から作って行きます。
工事の流れ
基礎工事も段階を経て完成します。
具体的には以下のような流れです。
1 根切り
→家が建つ基礎の底面を掘りおこします。
2 割栗・砕石地業
→根きりしたあとに平面に造成後、割栗・砕石等を敷き並べます。
3 防湿シートの敷設
→地面からの湿気を取り除くシートを敷き詰めていきます。
4 捨てコンクリート打ち
→コンクリートを打ち地面を締め固めます。
この上に鉄筋を組むので出来るだけ平らになるようにコンクリートを打ちます。
同時に給排水の接続先も設置します。
5 スラブ・基礎立ち上がり配筋、ベース打設
→捨てコンの上に、配筋を組みベース(耐圧盤)を作ります。
6 基礎立ち上がりコンクリート打設
→型枠を組み立ち上がりにコンクリートを流します。
7 型枠の解体
→流し込んだコンクリートが固まった後、型枠を外します。
基礎工事の期間が約一か月で完成です。
コンクリートを流し込んで固まるまでの養生期間は夏場で3日間、冬場は1週間程かかります。
配筋検査
上記の“スラブ・基礎立ち上がり配筋、ベース打設”のベース打設前に配筋検査があります。
第三者機関に検査してもらい、図面通りにピッチ・配筋がされているかチェックして合格なら
ベースコンクリートの打設に進めます。
もちろん、このお客様邸もきちんと配筋されており検査合格しております。
基礎完了
無事検査にも合格してコンクリート打設、基礎完成です。
この上に土台を組んで上棟の準備です。
上棟後、外壁工事や内部工事とまだまだ続きます。
G様、あらためてよろしくお願いいたします。
というわけで、今回は着工「基礎工事」についてご紹介させて頂きました。
読んで頂きありがとうございました。