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建築士のブログvol.1~建築家とは?~

住宅雑誌などを見ていると「建築家とつくる…」や「建築家と建てる…」といったフレーズを目にします。

「建築家」かぁ、なんかいい響きだなぁ、自分も建築家と名乗ってもいいのかな…?と思い「建築家」について調べた見たところ意外な発見が…。

日本においては「建築家」という定義が曖昧で、自称建築家という方が多いそうです。

「建築士」の場合は建築士法に抵触する可能性がある為自称建築士とは名乗れませんが、「建築家」は資格や制度がない為自称建築家と名乗っても問題がないようです。

自称建築家…、何か心配ですね…。

 

公益社団法人日本建築家協会(JIA)によりますと、「建築家」とは建築の設計や監理、その他関連業務など建築関係のプロフェッショナルサービスを提供する職業、とされています。

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JIA紹介リーフレットより

日本建築家協会は、「建築士もしくは同等の資質を持つ者」の中で、設計、監理サービスを提供し、当協会の倫理規定や、継続教育などの規定を遵守することに同意した人たちを会員とする職能団体、です。

日本建築家協会の会員基準を満たしていれば「建築家」として堂々と名乗っても良いのかなと勝手ながら思ってしまいました。

日本建築家協会の正会員は、一級建築士免許登録後5年以上の実務経験で建築家憲章を遵守する者、とありますので、「建築家」とは建築の設計・監理業務において十分な実務実績(一級建築士として5年以上)のある一級建築士、ということかと…。

とはいえ、曖昧ですね。

何か明確な定義が設けられると、「建築家」への信頼が増すのですが…。

 

皆さま、自称建築家、にはご注意くださいませ。